花は観賞用や趣味、プレゼントやお供えものなどさまざまな用途で使用できます。
これらの他にも、花は風水としても活用でき、悪い運気を吸い取ってくれると言われています。
風水とは約4000年ほど前に中国で発祥し、物の性質と相性、方角や色などによって運気を導いてくれるというものです。
そこで、風水によって運気を上げるメリット、どんなインテリアが風水におすすめなのかを見ていきたいと思います。

風水によって運気を上げるメリット

最近いいことがまったく起こらない、悪いことが起きすぎている気がすると感じたときは、風水によって運気をアップさせてみてはいかがでしょうか。
また、受験を控えている子供がいる、仕事で疲れることが多いという場合も風水で運気をアップさるのがおすすめです。
家の運気をアップさせれば出世への道が開けると言われています。
家の中が散らかったままではいい運気が入って来るわけもなく、悪い運気だけが滞ってしまうので運気を呼び込むためにも掃除をするときは玄関から始めましょう。
いい運気を招きその運気を届けておくためには、必要のないものは部屋に置かない、玄関は出来るだけ整理しておくことが大切です。
玄関マットや観葉植物などは玄関の悪い気を吸ってくれ、プラスαで花などを飾ると運気を呼び込めますよ。

また、いい運気が入り込むことにより心が晴れ、笑顔が増えるようになるので対人関係にも良いとされています。
人間関係がギクシャクしている、人との付き合い方が良く分からないという人は風水によっていい運気を呼び込んだ方が良いでしょう。
さらに、風水で運気を上げると学力がアップするとも言われているので、受験生や資格などで勉強をしているという人は、集中力を高めるためにも不要なものは排除して、整理整頓に心がけましょう。

風水のポイントその①運気の入り口である玄関をキレイに

玄関は人間の出入り口であると同時に、運気の入り口でもあります。
運気の入り口となる玄関に花を飾っておけば、玄関で悪い運気を吸い取ってくれるので部屋に悪い運気が滞ることはありません。
玄関には観葉植物や花などを生けるのがおすすめで、鉢植えよりも水を交換しやすい切り花がおすすめですよ。
毎日小まめに水を入れ替えることによって、悪い運気を吸ってくれるので、花の切り口が痛んできた場合はハサミで取り除きましょう。
花というと造花やドライフラワーなどを思い浮かべる人もいます。
こういったインテリアは手がかからないのでいいのですが、悪い運気を吸い込んでくれないので玄関には切り花がいいと言われています。
風水は方角によっておいた方が良いものが異なるので、各方向におすすめのものを見ていきましょう。

東側に玄関がある場合

東側に玄関があるというのは風水的にもっともいいと言われています。
東側は幸運を呼び込める方角とされていて、家の中に多くの運気を呼び込むことが出来ると考えられています。
東向きの玄関はブルーがいいとされているので、花やインテリアなどで飾るときはブルーを意識して爽やかな印象にしましょう。
ブルーの花を飾るときはアメリカンブルーやトルコキキョウがおすすめで、アメリカンブルーなら玄関をキレイな青で爽やかにしてくれますよ。

南側に玄関がある場合

南側に玄関がある場合は人の注目を浴びることによって運気を呼び込めます。
会議などで人前に出て発言をする際に役立てることができます。
南向きの玄関にはグリーンがいいとされているので、花を飾るというよりも植物などを置いておくといいでしょう。
寄せ植えの観葉植物を置く場合は、サボテンが入っていないものにしましょう。
サボテンは悪い運気を吸い込むと同時に、良い運気も吸い込んでしまうので玄関に置くものとしては適していません。

西側に玄関がある場合

西側に玄関がある場合は金運と恋愛運を呼び込めるとされています。
西向きの玄関の場合は、運気をアップさせる黄色とピンクを上手く使いこなすのがポイントとなります。
よって、切り花などで玄関を飾る場合は、ピンクが多めものを置き、アクセントとして少し黄色い花がちらほらあるくらいでちょうどいいと思います。
また、花瓶に花を生けるという場合は白で調和を取るように心がけましょう。

北側に玄関がある場合

北側に玄関がある場合は家を守る重要な役割があるとされています。
このため、家庭円満を目標に玄関はなるべく明るい印象となるようにインテリアを配置しましょう。
カラーとしてはオレンジやブラウン系など温かみのある色がおすすめで、ライトなども温かみのあるカラーとしたほうがよさそうです。
また、ワインレッドなどをインテリアに加えると、より温かみのある印象となるのでオレンジやブラウン系のインテリアに加えてみましょう。

部屋のインテリアとして取り入れたい花風水

花風水は何処にどんな花を飾っても、運気をアップさせてくれる効果があるのですが、カラーや方角によってより運気をアップさせることが出来ると考えられています。
ピンクは恋愛運、黄色は金運、青は仕事運、オレンジは対人運をアップさせてくれると言われているので、部屋を花で飾る場合は今自分がどんな運気を呼び込みたいかによって、カラーを選択しましょう。
また、花を飾る方角としては、北が恋愛運アップ、西が金運アップ、東が仕事運と恋愛運アップ、東南が対人運アップとされているので、配置する場所や方角を考えて運気をアップさせられる花を置きましょう。
風水によっていい運気を取り入れたい場合は、玄関やキッチン、トイレや寝室などに注目して、運気アップをはかれる花を配置しましょう。

風水では運気が下がるNG行動がある！？

風水によっていい運気を呼び込めたとしても、運気が下がってしまうNG行動を起こすことによって運気を逃してしまうケースもあります。
これでは、良い運気を取り込んだとしても意味がなくなってしまうので、運気を下げてしまう行動について見ていきましょう。
女性は鏡が大きくて明るい場所でメイクをしたいという人が多いですが、洗面所でメイクをすると恋愛運が下がってしまうと言われています。
風水的にはメイクは火に属し、洗面所は水に属しています。
このため、洗面所でメイクをすると場の運気が乱れ、運気が下がってしまうこともあります。
よって、メイクをする場合は寝室のドレッサーやリビングなどで行うようにし、運気を逃さないようにするのがポイントです。

暗い色のファッションやインテリアが運気をダウンさせる

最近はモノトーンが流行っているとして、部屋の家具をモノトーンで揃えたり、ファッションを黒で統一してモノトーンコーデとして楽しんでいる人も多いと思います。
しかし、こういった暗いカラーは運気を下げてしまうと言われているので、出来るだけ明るいカラーで運気を呼び込ましょう。
風水的に黒は孤独を好むという意味があり、恋愛運だけでなく対人関係なども悪くしてしまうと言われています。
恋愛運をアップさせたいのであれば、ピンクやオレンジなどのカラーを取り入れて、オシャレかつ温かみのあるカラーを部屋に配置したり、ファッションに温かみのあるカラーを加えて運気をアップさせましょう。

運気をアップさせたいなら水回りをキレイにする

水回りは運気が集まりやすい場所とされていて、水回りが汚い場合は悪い運気、水回りがキレイな場合はいい運気を呼び込めるとされています。
洗面所やお風呂などは恋愛運や美容運に良いとされていて、キッチンなどは金運に深く関係すると言われています。
よって、運気をアップさせたい場合は、玄関を掃除すると同時に水回りの掃除もしっかりと行いましょう。

冷蔵庫のドアにメモを貼ると運気がダウンする

風水ではすべてのドアが運気の入り口とされていて、扉にメモなどが張ってあるとそれが邪魔になって運気を呼び込むことが出来ないとされています。
仮に、冷蔵庫のドアにメモを貼ってしまうと、食材の運気がダウンしてしまうので、その料理したものを食べた家族も運気がダウンしてしまいます。
物忘れが激しい、子供の行事ごとなどを冷蔵庫のドアに貼っているという場合は、扉ではなく冷蔵庫のサイドに貼るようにしましょう。

恋愛運をアップさせたいなら部屋の模様替えと香りがポイント

恋愛運をアップさせたいのであれば、女性が好きなバラによって運気をアップさせましょう。
ピンクのバラは付き合っている相手との仲を深めたいとき、オレンジのバラは出会いを求めているとき、白のバラは良縁を求めているときなどに部屋に飾るのがおすすめです。
バラを部屋に飾るときはトゲを取り除いてからにしましょう。
バラのトゲには縁を切るパワーがあると言われているので、出会いから恋愛に発展させたいのであればバラのトゲを取ってから飾るのがポイントです。
また、香りで心身ともにリラックスした状態を作り、良い運気を呼び込むためにも部屋の香りについても注意しましょう。
付き合う人を見つけたいという場合はフローラル系、女子力を上げたい人はローズ系、デートに誘われたい人はピーチの香り、相手との仲を深めたいときはシクラメンの香りがおすすめです。
こういった香りで癒されれば心身ともにリラックスできるので、運気をアップさせられると思いますよ。

まとめ

このように風水はカラーだけでなく、配置するインテリアや方角によってアップさせられる運気が異なります。
玄関に花を配置する場合、花が枯れた状態となるドライフラワーは生気のないものとなります。
風水的には生気がないものを玄関に配置すると、悪い運気ばかりを呼び込んでしまうとされているので、玄関にはドライフラワーやぬいぐるみなどの生気がないものは置かないようにしましょう。
他にも、風水にはいろんな運気をアップさせてくれるカラーやアイテムなどがあるので、運気をアップさせたいという場合は風水について詳しく調べ、家や部屋の方角などから花やカラーなどを選択しましょう。