サクマ フラワーノート

暮らしに彩りを加える「一輪さし」
オススメの花と選び方

一輪さしは、お気に入りの花や身近な植物に気軽に触れることができるアイテムとして知られています。

小さくても存在感があり、リビングやテーブルの上などに飾れば部屋が鮮やかになります。

一輪さしをやったことがないという方は、どんな花瓶を選んだらいいのか、花をどうやって生けたらいいのかなど、分からないことが多いかと思います。

これを知ることで、今まで花を生けたことがない人でも、気軽にチャレンジすることができるでしょう。


一輪さしとは?


一輪さしとは、1~2本程度の植物を生けるもののことを言います。

花瓶の入れ口が小さく作られているものがほとんどです。

これまではガラス製や陶器で作られたものが一般的でしたが、近年では金属やプラスチック、木製など様々な花瓶を見かけるようになりました。

人によっては試験管やフラスコなどを一輪さしの花瓶として使うこともあり、自宅にある空き瓶などの容器を使って一輪さしを楽しむ人もいます。

一輪さしは部屋の雰囲気を華やかにしてくれるアイテムで、玄関やリビング、台所など色々な場所に置くことができ、インテリアとしても活用されています。

○花瓶を選ぶポイント

一輪さし用の花瓶を選ぶときは、どこに置くのかを考えてから選択することがポイントです。

玄関の棚やテーブルに飾るのであれば、花瓶は華やかなものを選ぶことがオススメです。

デザイン性の高いものであれば、一輪さしをより引き立てることができます。

一輪さしは小型だったり、形状が長いものが多いので倒れやすいのが難点ですが、底の部分が広がっているタイプの花瓶を選べば安定感が出るため、花を生けても花瓶が倒れにくくすることができます。

花を飾るときのポイント

生けるときは、季節に合わせた花を選ぶと部屋の中にいても、四季折々の植物を楽しむことができます。

一輪さしには複数の花を生けてはいけない、というような決まりはありません。

主役となる花の邪魔にならないような小さい花を一緒に生けて、オシャレに飾ってみるのも良いでしょう。

主役の花は茎を長く切り、引き立て役の花は短めに切って彩りを考えながら生けると、オシャレでありながらも豪華に仕上がります。

小さくて軽い一輪さしは花瓶以外にも紐でつるしたり、壁にかけたりして楽しむこともできます。

部屋に一輪さしを置くスペースがない人や子供が小さくて花瓶を倒しそうだと心配する人は、一輪さしを壁にかけるだけで、余計な気苦労もしなくて済むのではないでしょうか。

初心者さんは通年手に入る花を選ぶことがポイント

今まで一度も一輪さしをしたことがない、花を生けたことがないという人は、通年手に入る花を選ぶのがオススメです。

花の種類を変えないことで管理の方法を覚えていき、気軽に花を楽しむことができます。

管理の仕方に慣れてきたら、徐々に自分が好きな花や季節に合わせた花を生けていき、色々な花の種類を生けていくのも面白いかもしれません。

一輪さしはひと手間加えるだけで長持ちする

一輪さしは切り花を生けるので、春秋なら1週間から10日、夏なら4~5日、冬なら10日から2週間程度は持つと考えられます。

切り花はひと手間加えるだけで、より花が長持ちしますので、頻繁に花を購入したりする必要はありません。

花を生けるときは、花瓶をよく洗ってから使うことが大切です。花瓶に雑菌が付いていると花がすぐに枯れやすくなり、せっかく生けた花が長持ちしなくなってしまう可能性があります。

花を生けるときは水中で茎を斜めに切る「水切り」を行い、茎が水を十分に水を吸いあげられるようにすることもポイントと言えるでしょう。

生けた後は毎日新鮮な水に変えて、茎にぬめりが出てきたときは再度水切りを行いましょう。

茎がぬめっている状態で放置してしまうと、茎が十分に水を吸いあげることができなくなり、水に雑菌が繁殖してしまうので花がすぐに枯れてしまう原因にもなります。

○飾る場所にも注意

一輪さしは窓際などに設置するとうっかり倒してしまい、コンセントや家電製品などに水がかかって漏電や故障の原因になることがあります。

家電製品やコンセントなどの周りには一輪さしを置かないようにしましょう。


春にオススメの種類


一輪さしにする切り花はお花屋さんなどで購入できます。

春ならチューリップやラナンキュラス、ミモザやカーネーションなどがオススメです。チューリップは7つの種類があり、種類によって花びらの形やカラーも様々です。

普段見慣れているチューリップは一重咲きと呼ばれる種類になり、八重咲きのチューリップなら一般的なものよりも花びらの枚数が多くて花びらの先がヒラヒラしているので、一輪さしとして飾っても非常にオシャレです。

ユリ咲きのチューリップはとがった細長い花びらが特徴で、ユリに似ていることからこの名が付けられました。

他にもパイロット咲きやフリンジ咲きなど様々な種類があり、1つ1つ違った表情を見せてくれるので見ているだけでも心が癒されます。


夏にオススメの花


夏は向日葵やアジサイ、トルコキキョウなどの花がオススメです。

向日葵は大輪から小輪のものまで色々な種類があり、一輪さしで向日葵を生けるのであれば、花が大きめの種類を選ぶことがポイントです。

トルコキキョウはスッとまっすぐに伸びた茎と、ドレスのスカートのように広がる花びらが特徴で、淡いピンクや白、濃紫色など様々なカラーがあります。

一輪さしに使っても非常に豪華に見える他、部屋を鮮やかに演出してくれます。


秋にオススメの花


秋といえばコスモスやダリア、ケイトウなどの花があるのですが、部屋に飾るということであれば、コスモスやダリアがオススメです。

コスモスはピンクのイメージが強いと思うのですが、ピンク以外にも濃赤や黄色、オレンジなど年々カラフルなカラーが登場しています。

花びらが小さくて一輪さしとなると物足りなさを感じてしまうこともあるのですが、カスミソウなどのように小さい花を一緒に生けるとコスモスの花がより引き立ちます。


冬にオススメの花


冬には椿やシクラメン、アネモネやフリージアなどがオススメです。

シクラメンは茎先に花冠が5つにさけた花が一輪ずつ咲くので、一輪でも十分なボリュームがあり、小さい花がたくさん咲くとても可愛い花です。

アネモネやフリージアなどは一輪さしとしても人気の花です。

色々なカラーが登場していて、花びらの色が非常に鮮やかなことから部屋に飾ると明るく、きれいに彩ってくれるでしょう。

冬は部屋の中も殺風景になりがちな季節ですが、一輪さしでアネモネやフリージアを生けることで部屋が彩られ、心まで癒してくれるのではないかと考えられます。

一輪さしはたくさんの花を生ける生け花よりも手軽にチャレンジできるので、初心者の人も挑戦しやすいのが特徴です。

花瓶はより倒れにくいもの、置く場所によってはデザインがきれいなものを選ぶと、部屋を鮮やかに演出してくれます。また、複数の花を生けることもできるので、主役となる花と引き立て役となる花を一緒に生けて、より豪華な一輪さしにすることもオススメです。

自分が好きな花も生けられるのですが、四季折々の花を生けることで部屋の中にいても季節を感じることができます。

春夏秋冬で手に入りやすいものや一輪さしで人気の花、より豪華に見える花を選ぶと部屋がきれいに彩られ、心まで癒すことができるでしょう。

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