サクマ フラワーノート

吊るして楽しむ観葉植物

最近はオフィスや住宅でも、気分よく過ごすために観葉植物を置いている方もいることでしょう。

ただ、観葉植物は大きさも多彩で、置く場所によっては意外と邪魔になったりすることもあり、何処に設置をすればいいのか難しい部分もありますよね。

適当に置くのも危ないですし、かと言って見えない場所に置いても意味がありません。
そこで、思い切って吊るしてみるのはいかがでしょうか。

お花屋さんでもおしゃれな観葉植物がたくさん売られていますので、どんな種類を選べば良いのかも合わせて紹介していきます。


観葉植物を吊るしてみる?


観葉植物は自宅のお部屋やオフィスに飾ると雰囲気が華やかに感じられるため、彩りとして置いている方も少なくありません。
きれいに置いてあると気分まで良くなりますし、訪問者へも良いイメージを与えてくれるでしょう。

ただ、意外と場所を取ることもあり、お部屋が狭く感じてしまうということはないでしょうか。
置く場所を選ばないと物をぶつけて倒してしまうかもしれませんし、そうでなくてもお部屋のスペースを植物が占拠してしまうのは間違いありません。

本当は置きたいのに、こういった条件から観葉植物を置くことができないと悩まれる方も少なくないはずです。

そんな方は、吊るしてみてはいかがでしょうか。

植物を高い場所に吊るしてしまえば置き場所に困ることもなくなりますし、普通に置くよりもおしゃれさを演出できます。
最近は、こういった形で観葉植物の吊り下げスタイルというものも流行ってきました。
オフィスや個人経営のお店などでも、吊り下げスタイルの植物を見かける機会は増えています。


おしゃれを楽しむハンギング


観葉植物を吊り下げると言っても、壁や天井に穴を開けてヒモで引っ掛けるというのは大変ですよね。

そこで簡単に植物を吊り下げることができるハンギングプランターなどを利用する方法もあります。
ハンギングプランターとは、植物を吊るすように作られている植木鉢のことです。

吊るすことが前提の植木鉢ですので、安全かつ簡単にお部屋に植物を飾れてしまいます。

インテリアの一種として最近は知られるようになりましたし、色々なタイプが存在するのでおしゃれさにこだわりたい方には打って付けです。

天井に吊り下げる観葉植物が初めての方には敷居も低いですし、植物の通気性も良いのも利点と言えるでしょう。

もちろん天井部分や壁にピンを取り付けるなど、簡単なDIYで取り付ける方法もいいと思います。
吊り下げるためのグッズもたくさんあり、壁に穴を開けずに取り付けるために突っ張り棒を付けるのも良いですし、窓などの丈夫の出っ張りの部分にS字フックを付けて吊り下げるという方法もあります。


吊り下げグッズの選び方


観葉植物を吊るすときには好みの鉢を選んで適当に吊るしたいところですが、実際には吊るせるものとそうでないものがあります。
そのため選ぶべきグッズについて知っておくことが大切です。

鉢もプランターも同じようなものですが、一般的に鉢は小型でプランターは長方形の大型のイメージがあります。

まず鉢は重すぎるものは避けましょう。
高いところに吊るすので、重たい鉢植えなどを吊り下げると落ちてしまうかもしれません。
さらに、もし鉢が落ちてしまった場合のことを考えて、割れにくい素材であることが大切です。

その点から言えばプランターはプラスチックで作られていることが多いので、陶器で作られた鉢と比べて割れにくいと言えるでしょう。
プランターを吊るすということは重量がそのまま吊るす部分にかかりますので、できるだけ強度のありそうなものを選びましょう。

吊るす部分が紐やプラスチックなど色々ありますが、直射日光を浴びても劣化しにくいことも大事です。


ハンギングでおすすめの植物


植物を吊るす際に何を選べばいいのか、初心者の方は悩むところです。
そこで選んでおくと間違いのないおすすめの植物を紹介します。

○コウモリランの苔玉
まずはコウモリランの苔玉です。
こちらは水苔という材料を使って根の部分を包んでいるためプランターなども必要がありません。
そのため初心者の方にはおすすめと言えます。

そもそもプランターがないので植え替えなども必要ありませんし、小さめなのに葉も大きく育ち、水やりも2~3週間に一回だけ、洗面器などに水を張ってそれに浸かるようにするだけなので簡単です。
常に軽く吊り下げる植物としても最適ですし、長持ちするのも良いところでしょう。

○リプサリス

長く伸びる葉っぱが特徴のリプサリスは、近年人気を呼んでいる植物です。
森林サボテンとも呼ばれていて、葉っぱが長く紐のようにも見えることからヒモサボテンとも言われています。

見た目が普通の観葉植物と異なることから、部屋に飾ると思ったよりもおしゃれに見えるのもポイントです。
インテリアの横にぶらさがっているだけでも良い空気感を演出してくれる植物でもあります。

リプサリスにはいくつかの種類があり、葉が細長い点は同じですがそれぞれ異なった特徴があります。
特に流通量が多く知られているのはカスッサです。

葉っぱが育つことで植えてある鉢を覆い隠すかのようになり、見た目的にも如何にも観葉植物と言った形です。

〇ラムローサ
ラムローサは葉の形が平べったいのが特徴で、強い日差しが当たっていると葉の色が赤に変わります。
まるで紅葉のような姿に変わり、実も付くことから育てがいのある植物とも言えるでしょう。

〇カシエロ
カシエロはカスッサにも似ていますが、より葉が分かれて育つため大きく見えるようになる植物です。
ハンギングする植物はできるだけ大きくしたいときには打って付けです。

他にも産毛が生えているホリダや、花を咲かせてピンク色の実がなるフロストシュガー、楕円形の葉っぱが特徴で日の光によって色が変わるエリプティカなど様々な種類が存在し、好みの植物を選ぶことができます。

○ウスネオイデス
細い葉がワシャワシャと伸びている観葉植物を見たことはないでしょうか。
ハンギングされている長く伸びた植物は、もしかしたらウスネオイデスかもしれません。

別名をスパニッシュモスとも言い、南米では梱包材にも使用されていたこともある植物です。
こちらは吊るすには最適な植物でもあり、風を浴びるとユラユラとなびいてくれます。
水と風を与えることでどんどん育ちますし、ベランダなどに飾ると一気におしゃれ感が増しますよ。

ただ、注意するべきポイントもあり、こちらの植物は壁などにくっ付けていると風が当たらないので傷んでしまうこともあるのです。

そのため吊り下げる場所はできるだけ風通しの良いところを選んであげてください。

他にも産毛が生えているホリダや、花を咲かせてピンク色の実がなるフロストシュガー、楕円形の葉っぱが特徴で日の光によって色が変わるエリプティカなど様々な種類が存在し、好みの植物を選ぶことができます。


おしゃれにハンギングする方法


おしゃれさを求めて観葉植物をハンギングしようと思っても、どんな形が一番良いのか悩むところです。

一番簡単なのは、天井からハンギングプランターで吊るしてみることです。
吊るしている紐の長さを変えれば印象も随分変わりますし、誰でも簡単におしゃれ感を出せるところが嬉しいですね。

天井に穴を開けたくないというときには、部屋の壁に突っ張り棒を付けて吊るしてみるのも良いでしょう。
ちょっと高さは必要になりますが、壁を傷つける心配もないですし、意外と簡単に吊るせるものです。
カーテンレールなどにS字フックをかけて吊るす方法も同じですね。

また天井が高すぎてどうしても届かないといったときには、壁に吊るしてみるのも良いでしょう。
ちょっと高めな壁にインテリアを取り付けて、そこから吊るすというのも面白いですよ。

観葉植物をおしゃれに吊るしてみるだけで、お部屋やオフィスが華やかになるのは間違いありません。

観葉植物は地面に置くものという概念も、最近は小スペースを如何に上手く活用するかという視点から空間を利用する方法が注目されています。

部屋の中にハンギングされた植物があるだけで、おしゃれな空間になってしまうのは凄いことです。

このような観葉植物は様々なお店で売られていますが、購入はお花屋さんがおすすめです。
お花屋さんであれば各植物の適切な育て方やおしゃれな飾り方を教えてもらうことができ、より長い間インテリアとして楽しむことができるでしょう。

また、観葉植物と合わせてきれいな花を咲かせる植物を並べてみるのも良いですね。

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