花瓶がない時の代用品6選!花を長持ちさせるポイント
誕生日や記念日、引っ越し祝いや送別会などでもらった花束をあなたはどうしていますか。
人によっては普段花を飾る習慣がないし、「家に花瓶なんてないし、捨てるのも申し訳ないしどうしよう」と悩んでいる人もいるでしょう。
植物も人間と同じで生きているので、花瓶がないからという理由でゴミ箱にポイっと捨てるわけにもいきません。
花瓶を買いに行く時間もないしどうしたらいいの?と思っている場合は、家にあるものを代用して花瓶を買いに行けるまで凌ぎましょう。
そこで、花瓶として使える凌ぎアイテムについて見ていきたいと思います。
花束をもらったときに花瓶として使えるアイテム:その①マグカップ
マグカップはどこの家庭にもあり、普段温かいものを飲まない場合でも、飲み物を飲むためにと2~3個程度のマグカップを常備していることが多いと思います。
マグカップは飲み口が大きいのですが、小さいブーケなどの花束をもらったときにも簡単に花を活けることができ、飲み口が大きすぎる場合にはセロハンテープなどで口を狭めるときれいに活けることが出来ます。
また、大きい花束をもらった場合は、花束を種類で分けたり、カラー別にすることによってたくさんの花を活けることも出来ますよ。
たくさんの花をマグカップに活けることが出来れば、1つはリビングに、2つ目はキッチンに、3つ目は玄関に、4つ目は寝室に飾ることも可能となります。
さらに、マグカップであれば花瓶のように背が高くないので、引っかけて倒してしまう危険性も少なくなると考えられます。
花束をもらったときに花瓶として使えるアイテム:その②ペットボトル
ペットボトルはゴミとして捨てる際も曜日が決まっていたり、リサイクルの場所に持っていたりしなければならないので、家に溜まってしまって困るという人も多いのではないでしょうか。
花束をもらったときはペットボトルを花瓶の代用として使うことが出来ます。
ペットボトルに花を活ける場合は、2Lの場合ペットボトルを立てた状態で半分くらいの高さにカットします。
カットした切り口に指や手が当たってしまうとケガをしてしまう可能性があるので、切り口には幅の太いマスキングテープを貼ってケガをしないようにカバーしましょう。
カットしたペットボトルに水を入れ、茎の長さを調節して入れればペットボトルの花瓶の完成です。
ペットボトルであれば水が汚れたときに新しいものに変えたり、経済的にも優しいので花瓶がないときにおすすめです。
花束をもらったときに花瓶として使えるアイテム:その③お皿
お皿はどの家庭にもあり、料理をするという人であればある程度のお皿の枚数があると思います。
少し大きめで深みの浅いものを選べば、茎を全て取り除いて花だけを水に浮かべて、ロマンティックな演出をすることも出来ます。
また、大きな花束をもらったという場合は、お皿に花を敷き詰めてゴージャスな雰囲気にすることも出来ますよ。
お皿を選ぶときは白またはガラス製の透明のものを選ぶのがおすすめです。
花束をもらったときに花瓶として使えるアイテム:その④コーヒー空き瓶
コーヒーの空き瓶は厚みがありズッシリとしているため、多少重みがかかっても倒れないので花瓶として代用で使うのもおすすめです。
コーヒーの空き瓶は詰め替え用のコーヒーを買っているから開かないと思うこともあるのですが、コーヒーが中でこべりついてしまったときや、ラベルが剥がれてしまったときに新しい瓶に買い替えると思います。
その瓶を取っておけば花瓶として使えるだけでなく、小物などの収納ケースとして使ったり、DIYでオシャレなアイテムに生まれ変わらせることも出来ますよ。
よって、コーヒーの空き瓶が出たら捨てずに洗って保管しましょう。
花束をもらったときに花瓶として使えるアイテム:その⑤紅茶缶
紅茶缶はオシャレなデザインが多いので、そのまま花束をバラして花を活けることが出来ます。
濃いカラーの紅茶缶であれば、原色系の赤や黄色、青などの花がきれいに見えますし、淡いカラーの紅茶缶であればピンクや淡い黄色、白などの花もおすすめですよ。
紅茶缶は見た目がきれいに見えるというだけで、耐水の作りになっていないものが多いので、高さの浅いカップや紙コップなどに水を入れてから活けるのがポイントです。
花束をもらったときに花瓶として使えるアイテム:その⑥バスケット
また、花束を活ける場合はフルーツやパンなどを入れるバスケットに入れて飾るのもおすすめです。
バスケットの中はジャムなどの小さい入れ物に水を入れたものを使い、短く切った花を入れれば可憐でオシャレな花に見えますよ。
バスケットに花を活けるときは、緑の葉っぱを上手く組み合わせることできれいに見え色合いに関してもベストとなるでしょう。
活けた花を長持ちさせるポイント
花束をもらい花瓶や代用品などに活けても、1週間~10日程度で枯れてしまうこともあります。
活けた花を長持ちさせたいのであれば、毎日の手入れが必要となります。
水を新鮮なものに取り換える、茎が汚れていたら切り口を1~2cm切り落とすなどをすると、少しでも長く花を楽しめますよ。
また、水変えや茎を切るときは傷んだ葉っぱがないかも確認し、下の葉っぱが枯れているようであれば取り除いて再度活けましょう。
水のあげ過ぎは良くないので、茎の半分くらいが水に浸かるくらいの量を入れましょう。
花は直射日光の光が必要だと思う人もいるのですが、花の種類によっても日陰に飾ったほうが長持ちするものもあります。
また、暖房や冷房などの風が直接当たる場所に設置してしまうと、水分が失われ早く枯れてしまう原因となるので注意しましょう。
よって、花束をもらって花瓶に活けて飾るときは、花の種類から直射日光が平気なものかを調べ、風邪が当たりにくい場所などで飾りましょう。
栄養剤を使って花を長持ちさせる方法
花は水をあげるだけでいいと思っている人も多いかもしれませんが、花にも栄養が必要です。
花を咲かせるエネルギーとしては「糖」を消費するため、どんなに水を上げても栄養不足に陥ってしまうこともあります。
そんなときは栄養剤を使うのがおすすめで、栄養剤の中には当分の他にも雑菌の繁殖を抑える抗菌剤も含まれているので、10円玉やキッチンハイターなどを使うよりもおすすめです。
家に必ずあるものではないのですが、お花屋さんやホームセンターなどで購入できるので、少しでも長く花を楽しみたいということであれば栄養剤を使ってみましょう。
また、栄養剤を使えば水変えの手間を減らすことが出来るので、仕事が忙しくて毎日水を変えられないと思っている人にもおすすめですよ。
まとめ
このように花束をもらっても、家にある代用品を花瓶として使用することが出来ます。
一時凌ぎではあるのですが、紅茶缶やバスケットなど見た目がきれいに見えるのもであれば、わざわざ花瓶を買いに行かなくてもそのまま飾っておくことが出来ます。
ペットボトルやコーヒーの空き瓶しかなかったという場合は、見た目がきれいに見えるように花瓶を買ってきて、お花を活けてあげたほうがいいでしょう。
マグカップやお皿などは個数が減ってしまっては困るというケースが多いので、できるだけ早く花瓶を買うかお皿を買い足したほうがいいと思います。
プレゼントとしてもらった花束や送別会などでもらった花束は長持ちさせるためにも、水を変えたり、切り口を切ってあげることで数日程度は長く咲き続けてくれるでしょう。