部屋に置きたくなる可愛いお花たち
家の中を彩る方法はたくさんあります。
絵画を飾ったり、おしゃれな家具を購入したり、クッションマットやカーテンを変えてみたり、部屋をできるだけ居心地の良い空間にしたいという時には、お花を部屋の中に飾ってみるのはいかがでしょうか。
お花を飾ると言っても、特別な道具などは必要ありません。
身近に感じられる生活に馴染むお花との暮らし方を紹介しようと思います。
簡単にできる方法なので、お花を飾ったことが無い方も是非チェックしてください。
・家族が集まるリビングにさり気ないお花を
リビングは家族が一日に一度は集まる、団らんの場所です。
朝起きた時に朝食を食べながら、リビングにあるテレビを見ながらなど、ふとした時にも
よく目に入りやすい場所です。
お花を飾りたいという時には、まずはそんな家族生活の中心を彩ってみるのはいかがでしょう。
テーブルにはあまり物が起きたくないという時には、カウンターの上など食事をする時に、さり気なく目に入る場所にお花を飾ることもおすすめです。
家事をしながら、ふと顔を上げた時に目に映る位置にお花を飾ってみましょう。
家族がお出かけから帰ってきた時にも、「おかえり」と優しくお花が迎えてくれるかと思います。
お客様が来た時にも、お花はちょっとしたおもてなしになってくれます。
生花は鑑賞できる時間が限られていることもあって、お客様のために用意した花だということも分かりやすいです。
お花を見ながらゆったりとお喋りすることで、落ち着いて時間を過ごすことができるのではないでしょうか。
テーブルの上に特別に飾られるお花は、部屋の中を一気に華やかにしてくれるのではないかと思います。
親しい友人が遊びに来る時には、その友人が好きな色のお花を揃えてみるのもいいかもしれませんね。
・お花を飾る場所に迷ったら
①窓辺を飾るお花たち
窓辺にお花を飾ると、窓の向こうから入ってくる日光によって、花が持つ様々な表情を楽しめます。
お昼の日が強い時間などは薄い花びらが光で少し透過して見えたり、夕日を浴びる窓辺に置いた花の場合には、夕日の色に染まったりもします。
植物にとっても日光を浴びることは非常に重要なので、比較的元気な状態で切り花を維持することもできます。
窓の高さやサイズに合わせて、切り花の高さを調節してください。
小さな窓には思い切って短く切ったお花を飾ったり、出窓などには背の高いお花を飾ったりなど、窓のサイズに合わせてお花や花瓶の高さを工夫してみましょう。
ただし冬場など寒くなる時期に窓辺にお花を置いたままにすると、ダメージを受けてしまう場合があります。
日が陰ってきたら、家の内側に移動させるなどしてお花を守ってあげてください。
②デスク周りを快適に
お花を飾る場所としておすすめしたいところに、デスク周りも上げられます。
こちらは特に個人にとってプライベートな空間になるかと思うので、自分自身が楽しめる、とっておきのお花を飾るのもいいかもしれません。
デスク作業をして疲れた時にお花を眺めたり、香りのある花の場合には窓から吹き込む風に乗って甘い香りが運ばれてくることもあります。
ちょっとしたリフレッシュをしたい時には、デスク周りに好きな色のお花、好きな香りのお花を飾ってみましょう。
水替えが容易なように小さな花瓶に入れておくと、水回りから遠い部屋でも管理しやすくなりおすすめです。
夏などはお花もよく水を吸うので、専用の水差しを用意しておくと、水を足すといった手入れも簡単になります。
③水回りに彩を
水回りも家族が一日に一度は利用する場所です。
水回りということで、少し外からの日光が入りにくいこともあるのではないかと思います。
そんな場所には、あまり日光の必要がない緑を中心とした観葉植物を置くこともおすすめです。
リビングに生けていたお花がちょっとしおれてきたと思った時に、水回りに改めて生けることで、長くお花を楽しむこともできます。
白い洗面台に緑系の葉や華やかな色のお花は非常に映えやすいので、是非トライしてください。
水回りということもあり、花の管理も比較的簡単なので少し大き目の花瓶にも挑戦しやすい場所です。
・お花を生けるちょっとしたコツ。道具は何が必要か
今まで部屋の中にあまりお花を飾ったことが無い方は、花を飾ることは少しハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。
花瓶はどんなのがいいのか、お手入れの方法など色々な疑問があるかと思います。
しかしお花を飾ることは非常に簡単です。
例えば、あまり使わなくなったコップやティーポットなど、特に陶器やガラスでできている物は、それだけで立派な花瓶になってくれます。
コップの場合には、ふちの部分にお花の頭が来るように茎を斜めにカットしましょう。
斜めにカットすると花が水を吸いやすくなって長持ちしますし、それだけでも可愛らしいお花飾りの完成です。
お花がちょこんとコップのふちから顔を出していると、とても可愛らしいです。
ポットの場合はポットの上部と注ぎ口、二つの個所を利用してお花を生けることができます。
ポットの蓋をちょっとズラして、中から覗き込むようにお花を配置し、ポットの注ぎ口からも小さなお花を咲かせたりなど、好きなようにレイアウトすることができます。
もちろん蓋を片づけて、大きなお花を目いっぱいポットから咲かせるのもおしゃれです。
その時に飾りたいお花の種類によって、ポットの蓋を好きに扱ってみましょう。
少し深めの必要のないお皿があった時には、茎をぎりぎりまで短く、花の部分だけを切り取ってお皿の上に浮かべることもできます。
お皿の柄とお花の鮮やかさ、そして水の煌めきなどを金魚鉢のように真上から楽しむことができます。
茎が短くなる分、少しお花の寿命は短くなるかもしれませんが、大輪のお花を大胆にお皿に生けることによって、豪華な雰囲気を楽しむことができます。
お皿のテイストによっては洋風のお花を飾ったり、日本らしいお花を飾ったりなど、家にあるお皿に似合う花を探しましょう。
花瓶に生ける場合には、そのままお花を花瓶の高さでカットするだけでも大丈夫です。
色々な草花を混ぜ合わせて、好きなグラデーションを作ってみましょう。
あまり花瓶の口からお花の茎が見えすぎていると間延びしてしまうので、茎が隠れるように色々な高さのお花を植えることもおすすめです。
もちろん一輪挿しなどもとてもおしゃれなので、好きなお花を一本シンプルに飾ってください。
・お花のお手入れ方法。初心者でも簡単
お花を楽しむことで一番大切なのが水替えです。
できるだけ、毎日花瓶の水は取り換えるようにしましょう。
もし水替えを忘れていて水が腐って茎に少しぬめりがついた時には、指で優しくぬめりを洗い流すことで、花へのダメージを最小限に抑えることができます。
その時には花瓶の中も一度お水で洗っておくと、水を清潔に保ちやすくなります。
お花を長持ちさせたい時には、専用の栄養剤を利用することもおすすめです。
規定量を水に溶かして、長くお花を楽しんでください。
・まとめ
お家でできる、お花の飾り方を紹介しました。
お花屋さんで売っている花はもちろん、身近なスーパーで売っている花でも、庭で積んだ花でも何でも構いません。
始めやすいところから手を付けてみましょう。
無理せずに気が向いた時にやるというのも、長くお花を家で楽しむコツかもしれません。
野草の場合中には毒性を持つお花もあるので、あまり詳しくない場合には知っている花などから試してみるといいでしょう。