2.14 フラワーバレンタイン
日本のバレンタインデーと言えば、女性が男性にチョコレートを渡す日とされています。
このイベントは、お付き合いをしている彼女が彼のことを思いながらチョコレートやケーキなどを作りしながらドキドキしてしまうのはもちろん、片思いをしている女性も自分の思いを伝えるか悩んでしまうイベントでもあります。
しかし、最近のバレンタインデーは今までの風習とは一味違い、男性が女性思いを伝える「フラワーバレンタイン」が人気を呼んでいます。
そこでフラワーバレンタインにはどんな意味があるのか、どんな花が好ましいのかについて紹介します。
フラワーバレンタインとは?
バレンタインデーは英語で「Saint Valentine’s Day」と書き、聖バレンタインの日を意味しています。
海外では男性が好きな女性へ贈り物をする日とされていて、フィリピンではテディベア、アメリカではチョコレート、イタリアではジュエリーや香水などをプレゼントすると言われています。
これに伴い、日本でも男性から女性に花を贈ろうというのが、「フラワーバレンタイン」になりました。
フラワーバレンタインは、プレゼント好きな男性が始めたのがきっかけではなく、業界の融資によって「愛する人にプレゼントするバレンタイン」というコンセプトの元、推進委員会が発足されました。
キャンペーンなどの影響もあり、日本でも女性に花を贈る男性が年々増えていて、今後のバレンタインは女性が男性にチョコレートを渡すだけではなく、男性も愛する女性に花を贈るのが風習になるかもしれません。
バレンタインに合う花束4選
フラワーバレンタインというと、男性は花束を思い浮かべることが多いと思います。
花束はお花屋さんに行って花を選ぶことが一般的なのですが、お店の中にはたくさんの花があるので、知識がないと何の花を選べばいいのか分からなくなってしまいます。
そこでフラワーバレンタインにピッタリな花束を紹介します。
◆バレンタインにピッタリな花束「バラ」
ヨーロッパやアメリカなどでも定番とされているのが、バラです。
バラは愛を伝えたいときにピッタリの花いなり、花言葉は「愛」や「美」を意味しています。
バラはカラーによっても意味が異なり、赤いバラは「あなたを愛しています」、「愛情」、「情熱」、「熱烈な恋」などの意味があります。
ピンクのバラの花言葉は「純潔」、「私はあなたにふさわしい」、「深い尊敬」などの意味があります。
フラワーバレンタインにバラをプレゼントしたいと思っている人は、赤いバラがおすすめと言えるでしょう。
赤いバラをもらった女性は、花束をもらっただけで愛されているんだなと実感することができ、言葉がなくても十分に愛を伝えることができます。
◆バレンタインにピッタリな花束「ガーベラ」
ガーベラは可愛くて元気な気分にさせてくれる花になり、女性が好きな花の一つです。
ガーベラもバラと同じように、ピンクや赤、オレンジなどのカラーがあり、色によって意味が異なるので注意が必要です。
フラワーバレンタインにガーベラの花束をプレゼントしたい場合には、赤がおすすめです。
赤のガーベラの花言葉は「燃える神秘の愛」、「神秘」などの意味があります。
黄色のガーベラには「究極の愛」、「究極の美」などの意味が込められているものもあります。
ガーベラはもらったときだけでなく、お部屋に飾ると周囲がパッと明るくなるのでおすすめです。
◆バレンタインにピッタリな花束「チューリップ」
チューリップは小さい頃から親しまれている花で、たくさんの人に愛されている花でもあります。
チューリップの花言葉は「思いやり」なのですが、赤色のチューリップには「愛の告白」、「真実の愛」、ピンクのチューリップには「愛の芽生え」、「誠実な愛」といった意味があります。
チューリップの花のカラーには様々なものがあるので、自分の気持ちを素直に伝えられるカラーを選びましょう。
◆バレンタインにピッタリな花束「ラナンキュラス」
ラナンキュラスは花びらがふんわりと開き、幾度にも重なっていることでゴージャスで華やかさがる花です。
こちらの花の花言葉は「とても魅力的」、「華やかな魅力」などの意味があり、赤色は「あなたは魅力に満ちている」、紫色は「幸福」、白色は「純潔」、ピンクは「飾らない美しさ」などの意味があります。
フラワーバレンタインにラナンキュラスの花束を贈れば、女性がとても魅力的で、そんなところに惹かれてしまったという恋心を伝えることができるでしょう。
フラワーバレンタインに花束を贈るのであれば「ダズンフラワー」もおすすめで、12本の花1本1本に感謝や誠実、幸福や希望、愛情や情熱、永遠などの意味を込めることができます。
ダズンフラワーには「すべてをあなたに誓う」という意味があり、フラワーバレンタインに言葉にできないような思いを伝えてみるのもいいのではないでしょうか。
花束をプレゼントするときは、自分の思いが伝えられるよう花言葉で選ぶ
花の種類によっても様々なカラーがあり、カラーによっても意味が全く異なります。
彼女が好きな花をプレゼントとして贈りたいと思うのは普通のことなのですが、自分の意味も込めて花束をプレゼントしたい場合は、花の種類のカラー別で花言葉を調べてから花束を用意することが大切です。
フラワーバレンタインには自分の気持ちがもっとも伝わる、愛情や永遠などの意味が込められているカラーを選びましょう。
おすすめは赤いバラで「あなたを愛しています」、カスミソウ「無垢の愛」、赤いチューリップの「愛の告白」などです。
フラワーバレンタインは花を贈る日でもあるのですが、ただ花束を渡すだけでは女性の心を動かすことができない場合もあります。
贈り方も女性にとっては大事なポイントになり、女性はロマンチックなシーンが大好きなので、いきなりサプライズで花束をもらったり、思わずドキッとしてしまうような言葉を添えて手渡すと、より効果的だと思います。
部屋に飾って楽しめる花をプレゼントするのもアリ
フラワーバレンタインで王道と言えば「花束」なのですが、花束は花瓶に飾っていても枯れてしますし、枯れないように手入れをするのが面倒だと思われてしまうこともあります。
フラワーバレンタインは「花束」だけでなく、お手入れが楽なフラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーなどを贈ってみるのもいいでしょう。
これらのプレゼントであれば、仕事をしている女性や花を手入れしたことがない女性でも、長い間花を飾ることができるので、プレゼントでもらった後もお部屋で花を楽しんでもらえるでしょう。
フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーなどは、お花屋さんに行かなくてもインターネットなどで様々なものが販売されているので、花のカラーなどに応じて自分の気持ちを込めたものも購入できるでしょう。
フラワーバレンタインは日本でも人気を呼んでいて、今や7人に1人はフラワーバレンタインを行っていると言われています。
好きな女性に花を贈るのは恥ずかしいとは思うかもしれませんが、自分の気持ちを伝える良いきっかけとなるので、花に自分の思いを込めて大好きな女性に花をプレゼントしてはいかがでしょうか。
花束を贈るのは勇気がないという場合でも、フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーなどであれば、キザだと思われることもないので女性にも贈りやすいと考えられます。