サクマ フラワーノート

スギ花粉、ヒノキ花粉に悩む人へ!
花粉症対策の食事・お茶

花粉症で最も患者数が多いのはスギ花粉と言われていて、都内だけでもスギ花粉の推定有病率は約48.8%と推計されています。

関東には、花粉を多くつける樹齢30年以上のスギ林が増加していて、スギ林の面積は全国の森林の18%で国土の12%を占めていると言われています。

これによって都内の患者数が高いのはもちろん、花粉症の患者数も年々伸びていくのではないか、と考えられています。

花粉症を引き起こしてしまうと、くしゃみはや鼻水、鼻づまりに加えて目のかゆみを感じてしまうこともあります。

そこでスギ花粉やヒノキ花粉はいつ頃から飛び始めるのか、どんな対策方法があるのかなどを紹介しながら、花粉症対策としておすすめの食事・お茶についてもお伝えします。

スギやヒノキなどの花粉が飛ぶのはいつ頃から

スギ花粉が飛び始めるのは大体1月の中旬頃からと言われていて、ヒノキ花粉は2月頃からとされています。

ヒノキ花粉は5月の下旬まで飛んでいるので、1月中旬頃から5月下旬まで花粉症の症状が出てしまうことがあります。

特にスギは3月、ヒノキは3月下旬から4月に多く飛ぶことが分かっていて、最高気温が高めの日や雨の日の翌日で天気がいい日、風が強く乾燥した日などに多く飛ぶ傾向にあります。

スギで花粉症の症状が出る人は、ヒノキの花粉でも花粉症の症状が出ることがあるのです。

それはスギとヒノキが近縁で、アレルギーを引き起こす抗原が似ているからではないかと言われていて、その場合は5月下旬くらいまで花粉症の症状が続くこともあるようです。

花粉症の症状

花粉症の症状として代表的なのは「くしゃみ」、「鼻水」、「鼻づまり」、「目のかゆみ」などです。

目と鼻は外気に接触しているため、花粉に触れる機会が多くなり、粘膜にアレルギー症状が起こりやすいことから、これらの箇所に症状が現れます。

患者さんによっては鼻水とくしゃみがひどいタイプ、鼻詰まりがひどいタイプなどもあります。

花粉症は症状によって治療法が異なることから、できるだけ症状が出ないように花粉症の対策をしたり、食事で花粉症の症状を抑えることが大切です。

花粉症対策として花粉を避ける方法

花粉症対策としては、花粉が目や鼻につかないように注意することが大切です。

外出するときはマスクやメガネをかけて目や鼻をガードして、帽子をかぶって髪の毛などに花粉が付かないようにしましょう。

衣類についてしまった花粉は家に入る前によくふるい落とし、家の中に入ったときには、うがいや手洗い、顔を洗うことを徹底して、症状がひどくならないように注意しましょう。

花粉症対策でおすすめの食事

花粉症対策としては外出時のケアだけでなく、食事で花粉症対策をすることも重要だとされています。

花粉症の症状に良いと言われているのは玄米です。

米には体質を改善させる効果を始め、アトピーやアレルギー症状に効果があると言われています。

緑黄色野菜や根菜は抗酸化作用のポリフェノールだけでなく、免疫力をアップさせられるビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、花粉症の症状を緩和させることができます。

鼻や喉の粘膜を強くしたいときには、玉ねぎやジャガイモ、トマトなどがおすすめです。

ジャガイモは過熱してもビタミンCの破壊が起こりにくいですし、トマトは生で食べるよりもスープなどに入れて成分を摂取した方が、たくさんの栄養成分を摂取できます。

花粉症対策としてはヨーグルトなどの発酵食品が良いと言われていて、善玉菌を増加させて腸内の粘膜を改善させることにより、IgE抗体の活動を抑制する効果が期待できます。

ヨーグルトで花粉症対策をするときは、白砂糖を入れすぎないように注意しましょう。

白砂糖をたくさん入れることによってビタミンBが減少してしまうので、免疫力が低下してしまう恐れがあるのです。

お茶も花粉症対策に効果的

緑茶にはポリフェノールが豊富に含まれていて、カテキンは吸収力がよく粘膜を保護する効果があります。

鼻水や鼻づまりに効果的と言われているのが、べにふうきです。

べにふうきは強い渋みがあるので飲みにくさを感じてしまうこともあると思いますが、抗アレルギー作用のメチル化カテキンが含まれているので、花粉症対策としても効果的です。

お茶は熱湯で入れた温かいお茶を飲むことにより、カテキンの吸収率がアップするので、お茶で花粉症対策をするときは、できるだけ温かいものを飲むことがおすすめです。

花粉症対策で控えた方がいい食材

食事やお茶などで花粉症対策をしていたとしても、花粉症の症状を悪化させてしまうものを食べていては、今までの努力が水の泡となってしまいます。

花粉症対策をしているときは、体を冷やす食材や肝臓に負担をかける食材、余分な熱を溜める食材などは控えた方がいいでしょう。

体を冷やす食材を摂取してしまうと免疫力が低下してしまうので、冷たい飲み物やアイスクリーム、生野菜や果物、刺身や甘いものなどは極力摂取しないようにしましょう。

花粉は体内に侵入してくることもあるのですが、アルコールは肝臓の働きを悪くしてしまうので、アルコールを摂取している人は体内に入ってきた花粉を解毒しにくくなり、体外に排出することができなくなるので症状が良くならないこともあります。

さらに乳脂肪や甘味のあるケーキやクリーム、菓子パンや甘いコーヒーなども肝臓に負担をかけてしまうため、肝臓の働きが弱ることにつながる可能性もあり、花粉症対策をしたい場合は注意しましょう。

免疫力をアップさせるには体温を上げた方がいいと言われているのですが、花粉症の人の場合はスパーシーナ食材などで体を暖め過ぎると逆効果になることもあります。

刺激が強い香辛料や辛みのある食材、脂っこいものや味の濃いものなどは体に熱がこもりやすく、花粉症による粘膜の炎症が起こりやすくなりますので、花粉症の症状が出やすいシーズンは、こういった食材を控えた方がいいでしょう。

食事は毎日のものなので、一気に減らそうと思って頑張っても、どうしても食べたくなってしまうことがあると思います。

花粉症は無理に我慢をしてストレスが溜まってしまうのは良くないことから、徐々に減らす努力をしましょう。

毎日こういったものを食べていた人は2日に1回、3日に1回など、徐々に食べる回数・量を減らしていくことがおすすめです。

無理なく摂取する回数や量が減っていけば、花粉症対策によって体質が改善されていき、花粉症の症状も緩和していくのではないかと考えられます。

花粉症は目や鼻などの粘膜にアレルギー反応が出ることによって、症状が現れます。

花粉症の症状が出始めてしまうと夜寝付けない、仕事・勉強に集中できないということもあるので、外出するときに花粉症対策をするだけでなく、食事からも花粉症対策を心がけてみましょう。

花粉症対策をしているとき、花粉症の症状が出やすいシーズンは、症状を悪化させてしまう食材を食べないように心がけることが大切です。

量を減らしたり、食べる回数を減らすだけでも症状の出方が変わってくるので、無理に我慢をしてストレスを溜めないようにしましょう。

症状を悪化させてしまう食材を減らしながら、花粉症対策を食事・お茶などから行うことによって、症状が緩和されると思います。

花粉症の症状がひどい場合や症状を和らげたい人、症状が出ることによって支障が出るときには花粉症対策を行いましょう。

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